どうやら街では、おにぎり屋が熱い!らしい。おにぎりといえばおかあさんがにぎってくれた家庭の味だったり、手軽に食べられるコンビにのおにぎりだったりするわけだが、ここのところの流行りは、ホッカホカのまま食べられるおにぎり専門店のおにぎりである。
そのあまたあるおにぎりやの中でも、オススメの一店を紹介しよう。東急田園都市線・用賀駅から高速道路の高架下をひたすら歩くこと十分。お店の外には、お米は岩手産江刺のひとめぼれ、塩は沖縄の天然塩、にりは伊勢志摩産、具は天然モノを中心に使っているといった”立て看板”のようなものがあり、入る前から期待は膨らむ。
カウンターのみの店内には、ジャズやボサノバが流れ、陶器やオブジェが品よく飾られており、一見カフェ風だ。テイクアウトももちろんできるが、やっぱりできたてをほうばりたい!ホクホクしつつできたてをたべることはこの上ない喜びである。
特に私がお気に入りなのは、オーソドックスではあるが梅の入ったおにぎりと、紅鮭のおにぎりである。ともに百八十円という安価な価格なのもイイ。梅はすっぱすぎず甘みがあり、ごはんとの相性も抜群。紀州の丸山農園の最高級南高梅を使っているようで、店内で梅のみを購入することもできる。紅鮭は、アラスカ産の天然物らしく、塩加減が絶妙である。
また、おにぎりだけでなく、日替わりのお惣菜の多さ。肉じゃがやひじきの煮物など、一人暮らし族にはうれしい家庭の味が堪能でき、いつもいつもどれにしようか迷ってしまう。
そして、おにぎりに忘れてならないのが、汁物。ここでは具が大きくたっぷり入った豚汁を味わい、おにぎりコースの完成である。これだけ食べても夏目さん一枚でおつりがくるなんて、一人暮らし族にはますますありがたい。
世の中のハンバーガーやら、牛丼屋やら、ファーストフードといわれているものは数多くあれど、これこそニホンが誇るファーストフード。体にやさしい、心にやさしい、そしてお財布にもやさしい!そんなお店が街角にいっぱいできることを期待しつつ・・・